■ 歯髄炎と抜髄 ■

 歯髄炎と抜髄

 
う蝕(むし歯)が進行すると歯髄(神経や血管が入っているところ)に達します。多くの場合は自発痛や温熱痛が出ますがゆっくり進行したう蝕の場合はまったく痛みを感じない場合があります。 

う蝕が歯髄まで達して何らかの炎症が発生した状態を歯髄炎といいます。

この場合の処置は多くの場合は神経をとることになります。この行為を『抜髄』といいます。

 抜髄の際には麻酔を施して細い針で繰り返し歯髄を清掃します。
 普通は2回の通院で歯髄の処置を終わります。2度目に行なう行為を『根充』といい、永久的なお薬をいれて処置を終わります。その後に最終充填(つめたりかぶせたり)に移行します。