■ 混合歯列 ■

 歯列の中に永久歯と乳歯が混在している状態を混合歯列と言い、この時期のことを混合歯列期と言います。3歳で生えそろった乳歯は、4歳ごろから歯根の吸収が始まり、6歳頃から、順次だつらくが始まり、次第に後続する永久歯にとってかわります。時期としては第一大臼歯(六歳臼歯)と下顎の中切歯がほぼ同じ頃に生え始めます。下の図は混合歯列期の歯が上下のあごの骨の中でどのような状態になっているかを示したものです。

図版は医歯薬出版社『デンタルハイジーン 別刷』より転写