メタルボンド(陶材焼付)冠
   
 

 メタルボンド冠は、金属に直接陶材を1000度を超える熱を加えて焼き付けることによって作られる歯冠補綴物で、金属の持つ強度と陶材の持つ審美性を兼ね備えた優れた補綴物です。その強度のゆえに単独の冠だけではなくブリッジにも適用できます。
 メタルボンド冠の長所は保険材料であるアクリル樹脂に比べてはるかに審美性に優れていることと同時に磨耗しないこと、変色しないこと、オールセラミックに比較して破損しにくいことなどです。

 
逆に欠点としてはオールセラミックに比べると色調が劣ること、費用が高いこと、磨耗(咬耗)しないため奥歯に使った場合他の天然の歯の経年的磨耗(咬耗)に合わせて減らないため咬合障害を起こしやすく定期的なチェックが必須であることなどです。
 
当院では臼歯部には原則として樹脂と陶材の両方の性質を併せ持ったハイブリッドセラミック冠をお薦めしています。

      

         調布市 竹内歯科医院 042-486-0381             

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