歯ブラシの持ち方
  
  歯ブラシの持ち方は大きく分けて2つあります。パームグリップ(掌握状)とペングリップ(執筆状)です。さらにそれぞれの持ち方を毛先の向きによって2つに分けます。毛をこちら側に向ける「こんにちは」と向こう側に向ける「さようなら」の2つです。
 まずパームグリップは右の図の上二つのように手の平で握るようにして持ちます。これは主に毛のわき腹を使う方法で、持ちやすい反面ブラシ圧が必要以上に強くなる傾向があります。

 ペングリップは文字通り鉛筆もちのことで、右の図の下の二つのように持ちます。これは主に毛先を使う方法です。この方法の良い所はブラシ圧をコントロールできること、毛先がどの歯のどの部分に当たっているか確認しやすい所です。このもち方ですべての個所を磨くことはできませんが、当院では毛先で汚れを落とす方が効果的で効率的であるという判断から原則的にはこの持ち方で指導させていただいております。
 当院では、すべての歯のどの部分をも的確に磨くには、歯ブラシのほかに歯間ブラシ、チップブラシ、デンタルフロスの併用が必要であるとの判断からこれらの補助ブラシを用いたブラッシング指導を致しております。
                 
(写真は学建書院「新歯ブラシ事典」より)

               調布市 竹内歯科医院 042-486-0381