2-01 歯周病について 
     当院では歯周病の予防と管理指導を重視しています
 
 歯を失う原因となるものはかつてはむし歯と歯周病(以前は歯槽膿漏と言っていました)が半分半分でしたが近年は幼少〜若年時代のむし歯のコントロールが良くできるようになった結果、早期にむし歯が原因となって歯を失うことが少なくなってきました。実際私たち歯科医が日常の臨床で行う治療内容もいわゆるむし歯の治療はだんだん少なくなってきています。

 一方歯周病は『生活習慣病』の一つと言われるようになりいまや国民病といってもいいほどに罹患率が高い病気になってきて、これにより歯を失う割合もむし歯に比べて断然多くなってきています。


 歯周病は早期に診断を受け的確な処置と管理がなされればそのために歯を抜く事態には至らずに済むのですが、この病気の難しいのは、人により、また歯により、さらに病気の進み方により、また少なからず医師の考え方によっても治療の方法や管理のしかたがまったく違ってくると言うことです。

 下の写真は歯垢染色と言って無害の赤い色素を歯の表面に塗布したあと数回うがいをしていただいて歯垢の沈着具合を見たものです。赤く染まっている所が歯垢(プラーク)が付着している部分です。ブラッシング(歯みがき)とはまさにこの『歯垢』を取り除く行為です。正しいブラッシングこそ歯周病予防への近道ですが、ブラッシングは次第に自己流になってしまいがちです。当院では定期健診(3ヶ月健診)で歯垢染色、ポケット検査、動揺度検査などを行い、おひとりお一人に適したブラッシング法を考え指導させていただいております。

         
 


調布市 竹内歯科医院 042-486-0381

 

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