当院のレントゲンについて
   当院は被曝量が1/8のデジタルレントゲンを採用しています
 


 歯科の領域は硬組織(こうそしき)の世界です硬組織とは骨や歯のように文字通り硬い組織のことで、これに対して人間の身体のそのほかの部分を構成しているのは軟組織です。レントゲンは身体の表面からは見えない部分を覗き見て病気の診断などをするためには欠かせないものですがレントゲン線には軟組織は通過しやすく硬組織は通過しにくいという性質がありますそのため歯や骨を含む組織をレントゲンで撮ると、フィルムの上に通りにくい歯や骨と通りやすい筋肉や血管との間に濃さの差が出てきます。フィルムはもともと白いので通りにくい骨の部分は白っぽく、そのほかの部分は黒々と焼かれます。もし骨や歯が病気で侵されていると白いはずのところが黒くなって見えます軟組織に病気があるときにはわかりにくいのでわざわざ造影剤というものを入れて組織が白く写るようにしておいてその白い形を正常なものと比較して診断します。
 歯科領域では顎の骨が異常に増殖したり、余分の歯があったりする場合以外は、ふつう病気の箇所は黒っぽく見えます。
レントゲン線による身体への影響ですが、歯科の領域で照射されるレントゲン線の量はわずかですからあまり心配する必要はありません。
 
  竹内歯科医院で導入したデジタルレントゲンはフィルムを使わずCCDセンサーというものを使って撮影し、パソコンで画像処理するため精度が極めて高く、そのため照射する線量は従来より少なくでき、また照射時間もフィルム式のものの1/8から1/10くらいに短縮できます。さらに撮影時には十分に防護しますから、その線量は通常生活の中で知らずに受けている放射線の線量並みと考えてもいいと思います。どうぞご安心ください。

              調布市 竹内歯科医院 042-486-0381